猫の「高い場所に登らなくなった」は関節炎のサインかもしれません
こんにちは!アルプス動物病院です。
「前よりジャンプをしなくなった」「寝ている時間が増えた気がする」
そんな変化に気づいたことはありませんか?
猫は痛みを隠すのが得意な動物です。
そのため、関節に違和感があっても、はっきりと足を引きずることは少なく、行動の変化として現れるケースが多くあります。
今回は、猫の関節炎について分かりやすくご紹介します。
関節炎とは?
関節に炎症が起きる病気です
関節炎は、関節に炎症が起きることで、動かしづらさや痛みが出る状態です。
加齢による変化のほか、体重や過去のケガなどが関係することもあります。
特にシニア猫では比較的よく見られる病気のひとつです。
こんな変化に気をつけましょう
「動き方の変化」がヒントになります
猫の関節炎では、次のような変化が見られることがあります。
・高い場所に登らなくなる
・ジャンプをためらう
・動き始めがぎこちない
・寝ている時間が増える
「年齢のせいかな」と思われやすい変化の中に、関節の痛みが隠れていることがあります。
毛づくろいが減ることも
体をひねる動作が負担になることで、毛づくろいが減る場合があります。
背中やお尻まわりの毛並みが乱れていることが、気づくきっかけになるケースもあります。
なぜ関節炎になるの?
加齢だけが原因ではありません
関節炎は、年齢を重ねた猫で多く見られますが、それだけが原因ではありません。
・加齢による関節の変化
・体重増加による負担
・過去のケガ
・関節の形の変化
若い猫でも、体質や生活環境によって起こる場合があります。
診察ではどんなことをするの?
動きや関節の状態を確認します
診察では、歩き方やジャンプの様子、関節の動きを確認します。
触ったときの反応や、関節の硬さなどもチェックしていきます。
必要に応じて画像検査を行います
状態に応じて、レントゲン検査などを検討することがあります。
関節の変化や炎症の程度を確認しながら、治療方針を考えていきます。
治療とおうちでの工夫
痛みを和らげながら管理します
治療では、関節への負担を減らしながら、痛みの緩和を目指します。
状態によっては、内服薬やサプリメントなどを使用することがあります。
おうちでの環境づくりも大切です
猫が移動しやすい環境を整えることも重要です。
・段差を低くする
・滑りにくいマットを敷く
・よく過ごす場所を移動しやすくする
無理なく動ける環境にすることで、負担の軽減につながります。
まとめ
猫の関節炎は、はっきりした痛みのサインが出にくく、「なんとなく動かなくなった」という変化で気づかれることが多い病気です。
加齢によるものと思っていても、関節の違和感が隠れていることがあります。
「最近ジャンプしなくなった」「動きがゆっくりになった」と感じたときは、早めに様子を確認してあげましょう。
南アルプス市を中心に、甲府市・韮崎市・中央市・昭和町など周辺地域で、愛猫の動き方の変化が気になる場合は、お気軽にご相談ください。
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