猫が同じ場所をなめ続ける?「心因性脱毛」の原因と対策

こんにちは!アルプス動物病院です。
「同じ場所をよくなめている」「気づいたら毛が薄くなっている」
そんな様子に気づくことはありませんか?
猫では、皮膚に異常がなくても過剰なグルーミングによって毛が抜ける「心因性脱毛」が見られることがあります。

今回は、その特徴や考えられる原因、対応について分かりやすくご紹介します。

心因性脱毛とはどんな状態?

過剰なグルーミングによる脱毛

心因性脱毛は、ストレスや不安などをきっかけに、同じ場所をなめ続けることで毛が抜けてしまう状態です。
皮膚自体に大きな異常が見られないのが特徴で、見た目はきれいでも毛だけが薄くなることがあります。

お腹や内もも、わき腹などに左右対称で見られることが多いのも特徴です。

こんな様子に気をつけましょう

見られやすいサイン

心因性脱毛では、次のような変化が見られます。

・同じ場所を頻繁になめる
・毛が短くそろったように抜けている
・皮膚に赤みや傷が少ない

行動の変化もヒントに

脱毛とあわせて、行動の変化が見られることもあります。

・落ち着きがない
・隠れている時間が増える
・些細なことで驚きやすい

こうした変化がある場合は、ストレスの影響も考えられます。

なぜ起こるの?

ストレスや環境の変化

引っ越しや家族構成の変化、新しい動物の同居など、環境の変化がきっかけになることがあります。
また、生活リズムの変化や刺激の少なさも影響することがあります。

他の原因との見分けも重要

かゆみを伴う皮膚疾患や寄生虫、アレルギーなどでも毛が抜けることがあります。
そのため、「ストレスだけ」と決めつけず、他の原因がないか確認することが大切です。

診察で確認するポイント

皮膚の状態をチェック

診察では、脱毛の範囲や皮膚の状態、なめ方の特徴などを確認します。
必要に応じて、寄生虫や感染症の有無も確認していきます。

原因を整理していきます

皮膚の異常が少ない場合でも、生活環境や行動の変化を踏まえて総合的に判断していきます。
他の病気を除外したうえで、心因性が疑われるかを考えていきます。

おうちでできる対策

環境を見直す

ストレスの原因となる要素を減らすことが大切です。

・安心できる隠れ場所を作る
・静かな休める場所を確保する
・生活リズムを安定させる

こうした工夫が落ち着きにつながります。

適度な刺激を与える

遊びやスキンシップで気分転換を促すことも有効です。
ただし、無理に構いすぎず、その子のペースに合わせることが大切です。

まとめ

猫の心因性脱毛は、ストレスなどがきっかけとなり、過剰なグルーミングで毛が抜けてしまう状態です。
見た目だけでは判断しにくいため、他の原因との見分けも重要になります。

南アルプス市を中心に、甲府市・韮崎市・中央市・昭和町など周辺地域で、愛猫の脱毛や行動の変化が気になる場合は、お気軽にご相談ください。

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