犬のマダニ感染症に注意!媒介される病気と予防のポイント
こんにちは!アルプス動物病院です。
お散歩や草むらに入ったあと、愛犬の体に小さな虫がついていたことはありませんか?
その虫がマダニだった場合、吸血だけでなく、感染症を媒介することがあるため注意が必要です。
今回は、マダニが媒介する犬の病気について分かりやすくご紹介します。
マダニはどんな危険があるの?
吸血だけでなく病気をうつすことがあります
マダニは、草むらややぶの中などに生息し、犬や人に付着して吸血する寄生虫です。
刺された部分の炎症だけでなく、さまざまな病気を媒介することがあるため油断はできません。
散歩や外遊びの機会が多い犬では、特に注意したい存在です。
こんな体調変化に気をつけましょう
マダニが媒介する病気では、次のような症状が見られることがあります。
・元気がない
・食欲が落ちる
・発熱する
・貧血になる
・ぐったりする
初期は変化がわかりにくいこともありますが、進行すると重い状態になることもあります。
注意したい病気には何があるの?
バベシア症
バベシア症は、マダニが媒介する原虫によって赤血球が壊され、貧血を起こす病気です。
元気消失や食欲不振、発熱、歯ぐきが白っぽい、尿の色が濃いといった変化が見られることがあります。
進行するとぐったりしたり、命に関わる状態になることもあるため注意が必要です。
ライム病
ライム病は、細菌の感染によって起こる病気です。
犬では発熱や元気消失、食欲低下、足を痛がるような様子や跛行が見られることがあります。
はっきりした症状が出にくいこともありますが、感染の機会があったあとに体調の変化が見られる場合は確認が大切です。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
SFTSは、ウイルスによる感染症です。
犬で見られることがあり、発熱、元気消失、食欲不振、嘔吐、下痢などの症状が出ることがあります。
この病気で特に注意したいのは、人にも感染する可能性があることです。
マダニ対策は愛犬のためだけでなく、ご家族を守ることにもつながります。
病院ではどんな検査や治療をするの?
状態や経過をもとに確認します
診察では、マダニの付着歴や散歩環境、発熱や貧血の有無などを確認します。
必要に応じて血液検査を行い、感染の有無や全身状態を調べます。
症状だけではほかの病気と区別しにくいこともあるため、検査による確認が重要です。
早めの対応が大切
治療は、疑われる病気や症状の程度に応じて行います。
感染症に対する治療に加え、脱水や貧血などがある場合には、その状態に合わせた対応が必要になることもあります。
元気がない、食べない、ぐったりしているといった様子がある場合は、早めの受診が大切です。
おうちでできる予防と注意点
予防薬を続けることが大切です
マダニ対策では、予防薬を継続して使うことが基本になります。
散歩後に体をチェックすることも、早く気づくために役立ちます。
無理に取らず相談を
マダニを見つけても、無理に引っぱって取るのは避けましょう。
口の部分が皮膚に残ることもあるため、気づいたら早めにご相談ください。
まとめ
マダニは、SFTSやバベシア症、ライム病などの感染症を媒介することがあり、犬の体調に大きく影響する場合があります。
日頃の予防と、体調変化に早く気づくことがとても大切です。
南アルプス市を中心に、甲府市・韮崎市・中央市・昭和町など周辺地域で、愛犬のマダニ予防や体調変化が気になる場合は、お気軽にご相談ください。
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