犬の目に赤いふくらみがある!チェリーアイとは

こんにちは!アルプス動物病院です。
愛犬の目の内側に、赤いふくらみのようなものが突然出てきて驚いたことはありませんか?
このような症状は、チェリーアイと呼ばれる目のトラブルの可能性があります。

見た目の変化が分かりやすいため気づきやすい病気ですが、放置すると目のトラブルにつながることもあります。
今回は、犬のチェリーアイの特徴や症状、治療についてご紹介します。

犬のチェリーアイとは

目の内側に赤いふくらみが出る

犬の目には、まぶたとは別に「第三眼瞼(だいさんがんけん)」と呼ばれる膜があります。これは瞬膜とも呼ばれ、目の表面を守ったり涙を分泌したりする役割があります。

チェリーアイは、この第三眼瞼の奥にある涙を作る腺(第三眼瞼腺)が外に飛び出してしまう状態です。
飛び出した部分が赤く丸く見えるため、さくらんぼのように見えることから「チェリーアイ」と呼ばれています。

若い犬で見られることが多い

チェリーアイはどの犬種でも起こる可能性がありますが、比較的若い犬で見られることが多い病気です。
特に、目の周りの組織がゆるみやすい犬種では発生しやすいとされています。

発症は突然見つかることも多く、飼い主さんが目の赤いふくらみに気づいて来院されるケースもよくあります。

こんな症状が見られます

見た目で気づくことが多い

チェリーアイでは、次のような症状が見られることがあります。

・目の内側に赤いふくらみが出る
・目やにが増える
・涙が多くなる
・目を気にしてこする

赤い部分が小さいうちは痛みが少ないこともありますが、炎症が強くなると目を気にする様子が見られることもあります。

片目だけのこともあれば両目のことも

チェリーアイは片方の目だけに起こることもありますが、体質によっては両方の目に起こることもあります。

一度症状が出たあと自然に引っ込むように見える場合もありますが、再び出てくることも多く、繰り返すことで炎症が起こることがあります。

治療について

状態に応じた対応が大切

チェリーアイの治療は、症状の程度や炎症の状態を確認しながら検討します。
炎症が軽い場合には目薬などで様子を見ることもありますが、症状が続く場合には外に出てしまった腺を元の位置に戻す処置が必要になることもあります。

涙を作る腺は目の健康にとって大切な役割を持っているため、できるだけ機能を保つ方法で治療を行うことが一般的です。

早めの相談がおすすめ

チェリーアイ自体は緊急性が高いケースばかりではありませんが、長く続くと炎症や目のトラブルにつながることがあります。

また、似たような見た目でも別の目の病気が隠れていることもあるため、目に赤いふくらみが見られた場合は一度状態を確認しておくと安心です。

まとめ

犬のチェリーアイは、目の内側に赤いふくらみが出ることで気づくことが多い目のトラブルです。若い犬で見られることが多く、見た目に驚かれる飼い主さんも少なくありません。

すぐに強い症状が出るとは限りませんが、炎症が続くと目の負担になることもあります。気になる変化が見られた場合は、早めに状態を確認しておくことが大切です。

南アルプス市を中心に、甲府市・韮崎市・中央市・昭和町など周辺地域で、愛犬の目に気になる様子がありましたら、お気軽にご相談ください。

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