【第3回】犬の椎間板ヘルニアの再発予防と日常ケア
こんにちは!アルプス動物病院です。
第1回では原因と初期症状、第2回では重症度と治療法についてお伝えしました。
今回は第3回として、椎間板ヘルニアの再発予防と日常生活で気をつけたいポイントについて解説します。
椎間板ヘルニアは「治ったら終わり」ではなく、その後の生活管理がとても重要な病気です。
再発はあるの?
一度発症すると再発リスクがあります
椎間板ヘルニアは、一度発症した犬では再発する可能性があります。これは、ほかの椎間板も加齢や体質によって変性している場合があるためです。
特に、痛みが落ち着いた直後に急に運動量を戻してしまうと、再発のきっかけになることがあります。回復後も慎重な生活管理が大切です。
手術後も安心とは限りません
手術によって改善した場合でも、別の部位で再発する可能性はゼロではありません。そのため、退院後の過ごし方や体重管理がとても重要になります。
「手術したからもう大丈夫」と油断せず、継続的なケアを心がけましょう。
日常生活で気をつけること
滑りにくい環境づくり
フローリングは犬にとって滑りやすく、背骨に負担がかかります。マットやカーペットを敷いて、足元を安定させてあげることが予防につながります。
また、ソファやベッドへの飛び乗り・飛び降りはできるだけ避けましょう。段差をなくす、スロープを設置するなどの工夫も効果的です。
体重管理がとても大切
体重が増えると、それだけ背骨への負担も大きくなります。適正体重を維持することは、再発予防の基本です。
・おやつの量を見直す
・適度な運動を継続する
・定期的に体重を測る
こうした積み重ねが、将来的なリスクを減らします。
回復後の運動について
急な運動再開は避けましょう
症状が落ち着いたあとも、急に以前と同じ運動量に戻すのはおすすめできません。散歩の距離や時間は少しずつ増やしていきます。
筋力を保つことは大切ですが、無理をしないことが前提です。痛みが再発していないかを確認しながら進めましょう。
「いつもと違う」に敏感になる
再発のサインは、初回と同じとは限りません。動きが鈍い、元気がない、触ると嫌がるなど、わずかな変化から始まることもあります。
日頃から愛犬の歩き方や仕草をよく観察しておくことが、早期発見につながります。
まとめ
椎間板ヘルニアは、治療後の生活管理がとても重要な病気です。滑りにくい環境づくり、体重管理、無理のない運動習慣が再発予防のポイントになります。
一度発症したからこそ、これからのケアが愛犬の将来を左右します。小さな変化を見逃さず、気になる様子があれば早めにご相談ください。
南アルプス市を中心に、甲府市・韮崎市・中央市・昭和町など周辺地域で、愛犬の歩き方に違和感がある場合は、お気軽にご相談ください。
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