定期健診はなぜ必要?犬や猫の健康チェックを受ける意味とタイミング

こんにちは!アルプス動物病院です。
犬や猫は、人と比べて体調の変化を言葉で伝えることができません。そのため、食欲や元気が目に見えて落ちた時には、すでに病気が進行しているケースも少なくありません。「なんとなく元気がない」「最近よく寝ている気がする」と感じた時には、体の中で変化が起きている可能性があります。
こうした“気づきにくい変化”を早い段階で確認するために重要なのが、定期健診です。

定期健診の目的

病気の早期発見

多くの病気は、初期の段階でははっきりとした症状が出ません。特に内臓の病気やホルモンの異常は、見た目では判断が難しく、気づいた時には治療が長期化することもあります。定期健診では、症状が出る前の小さな異常を検査によって見つけることができます。

健康状態の基準を作る

若くて元気な時の検査結果を把握しておくことで、将来数値が変化した際に「その子にとっての異常」に気づきやすくなります。この健康時のデータは、シニア期に入ってからの診療において特に重要な判断材料になります。

健診で行う主なチェック内容

身体検査

体重測定、触診、心音や呼吸音の確認などを行います。体重のわずかな変化や、しこり、心雑音などは、日常生活では見逃されやすいポイントです。

血液検査

血液検査では、肝臓や腎臓などの内臓機能、貧血や炎症の有無、ホルモンバランスなどを確認します。見た目が元気でも、数値に異常が出ているケースは珍しくありません。

画像検査

レントゲン検査や超音波検査では、臓器の大きさや形、腫瘍や結石の有無などを確認します。血液検査だけでは分からない異常が見つかることもあり、早期発見につながる重要な検査です。

健診の頻度の目安

成犬・成猫の場合

成犬・成猫では、年に1回の健診が基本的な目安です。毎年の結果を比較することで、変化に早く気づくことができます。

シニア期の場合

年齢を重ねると病気の進行が早くなるため、半年に1回程度の健診が勧められることもあります。早めの対応が、生活の質を保つことにつながります。

元気なうちから続けることが大切

定期健診は、病気を見つけるためだけのものではありません。健康な状態を知り、その状態をできるだけ長く維持するための大切な習慣です。症状が出てから慌てるのではなく、元気なうちから体の状態を確認しておくことが、将来の治療の選択肢を広げ、負担を減らすことにつながります。

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