犬猫の呼吸が苦しそうな時に気をつけたいポイント
こんにちは!アルプス動物病院です🐾
当院では、呼吸や咳に関するご相談も多くいただいています。地域に密着した動物病院として、日常の体調の変化について気軽にご相談いただけるよう、丁寧な診察と説明を心がけています。
呼吸器の問題が起こる理由
犬や猫の呼吸器は、鼻や喉を通って気管、肺へと空気を送り込む大切な器官です。ここに炎症や異物、感染症などが起こることで、呼吸の異常が表れます。
よくある原因
- ウイルスや細菌による感染
- アレルギーが関係している場合
- 気管が細くなったり弱くなる病気
- 肺に炎症が広がる病気
- 心臓の病気が呼吸に影響することも
子犬・子猫や高齢の子は特に注意が必要で、症状が進行しやすい傾向があります。
呼吸の異常に気づくためのチェック
こんな変化が見られませんか?
- 咳が続く、特に朝や夜に悪化する
- 呼吸が速くなる、苦しそうな様子がある
- ゼーゼー、ヒューヒューという音がする
- 何か詰まったような仕草を繰り返す
咳は一時的に止まっても、根本の原因は解決していないことがあるため、注意が必要です。
受診をおすすめしたい場合
- 食欲や元気が落ちてきた
- 横になって寝られない、落ち着かない
- 舌の色が紫色っぽく見える
- 呼吸が明らかに速くなる
こうした変化は、体がサインを発している証拠です。
動物病院でできる検査や治療
呼吸のトラブルでは、状況を詳しく把握するために次のような検査を行うことがあります。
- レントゲン検査
- 血液検査
- 心臓や肺の状態をみる超音波検査
治療は、原因や状態によって異なりますが、
咳や炎症を抑えるお薬、感染症の治療、アレルギー対策、心臓のケアなどを行います。
呼吸器の病気は、早めの治療がとても大切です。
ご家庭でのケアと予防
- お部屋の温度や湿度の調整
- ハウスダストや花粉の対策
- 無理な運動を控える
- 体調の変化を普段よりよく観察する
山梨の気候は一年を通して気温差が大きい地域でもあり、季節の変わり目には特に注意したいポイントです。
まとめ
犬や猫の呼吸の変化や咳は、身体からの大切なサインです。気温差や感染症、アレルギー、心臓などさまざまな原因が関係していることがあります。軽い症状に見えても進行してしまう場合があるため、早めの診察がとても重要です。「少しおかしいかも」「いつもと違う?」と感じたら、無理に様子を見続けず、お気軽にご相談ください。呼吸のトラブルは早期発見と適切な治療が、安心して過ごすための第一歩です。
アルプス動物病院では、呼吸のトラブルについて気軽に相談できる体制を整えています。
気になる様子がありましたら、いつでもご相談ください。
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