❄️冬に耳をかゆがる…それは「外耳炎」かもしれません🐶🐱
こんにちは アルプス動物病院です
寒くなる季節になると ワンちゃんやネコちゃんが耳を気にする様子が増えることがあります
例えばこんなしぐさはありませんか👀
・頭をブルブル振る
・後ろ足で耳をカリカリ掻く
・耳からにおいがする
・耳垢が増えてきた
・触ると嫌がる
これらは「外耳炎」のサインかもしれません
🩺外耳炎とはどんな病気?
外耳炎とは 耳の入り口から鼓膜までの通路に炎症が起きてしまう状態です
最初は軽いかゆみから始まり いつの間にか悪化してしまうこともあります
症状が進むとどうなる?
⚠️痛みが出てくることがある
触られるのを嫌がる 頭を傾けるなどの行動が見られます
⚠️感染が広がることがある
細菌やマラセチアといった常在菌が増え 悪化すると中耳や内耳に広がることもあります
🧣冬に外耳炎が増える理由
外耳炎は一年中起こりえる病気ですが 冬は特に増える傾向があります
🔥暖房が原因で蒸れやすくなる
温かい空気 + 湿気 = 菌が増えやすい環境
暖房で室内が暖かくなることで 耳の中が蒸れてしまうことがあります
🌬️乾燥によるかゆみ
乾燥 → 皮膚刺激 → 掻き壊し
冬は空気が乾燥し 全身のかゆみが増え 耳周りを擦ってしまうことがあります
💡免疫や体質の影響
過去外耳炎経験ありの子は要注意
一度外耳炎になった場所は治っても再発しやすい特徴があります
🐾外耳炎になりやすい子の特徴
外耳炎はすべてのワンちゃんネコちゃんに起こりえますが 以下のタイプは特に注意です
🐶犬種による特徴
垂れ耳や耳毛が多いタイプ
キャバリア トイプードル ビーグル コッカーなどは蒸れやすく外耳炎が多い傾向があります
🐱猫の場合
耳垢が急に増えることで気づくことが多い
猫は環境変化やストレスでも耳の状態が変わりやすいと言われています
🔎早期発見が大切
外耳炎は早めに気づくことで治りも早く 再発も防ぎやすくなります
🏡ご家庭でできるチェック方法
耳の入り口を見るだけでOK
・赤み
・におい
・汚れが増えていないか
無理に綿棒を使って奥を掃除しようとすると かえって悪化することがあります
🐾耳を気にする行動は 小さな変化から始まります
もし気になる様子があれば 早めのご相談をおすすめします
次回の記事では 外耳炎を繰り返さないためのポイントや おうちでできるケアをご紹介しますので ぜひ続けてご覧ください✨
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