犬猫の血尿はすぐ受診すべき?考えられる原因と対処法

こんにちは!アルプス動物病院です。
トイレシートや猫砂に赤い色がついているのを見つけると、多くの飼い主さんが不安になります。血尿は一時的な刺激で起こることもありますが、膀胱や腎臓などの病気が隠れているサインである場合も少なくありません。早めに気づき、適切な対応をすることが大切です。

血尿とはどんな状態?

血尿とは、尿の中に血液が混ざり、赤色やピンク色、茶色っぽく見える状態を指します。はっきり赤く見える場合もあれば、うっすら色が変わる程度のこともあります。見た目だけでなく、排尿の様子や回数の変化にも注目しましょう。

血尿が出る主な原因

膀胱炎や尿路感染症

犬猫ともに多い原因です。トイレに何度も行く、少しずつしか尿が出ない、排尿時に痛そうにするなどの症状を伴うことがあります。

尿石症(結石)

膀胱や尿道にできた結石が粘膜を刺激し、出血を起こすことがあります。尿が出にくくなる、途中で止まるなどの変化が見られる場合は注意が必要です。

腎臓や膀胱の病気

シニア期では、腎臓の慢性疾患や膀胱腫瘍などが関係しているケースもあります。元気そうに見えても、血尿を繰り返す場合は詳しい検査が必要です。

こんな変化があれば早めに受診を

血尿とあわせて、次のような様子が見られる場合は早めの受診をおすすめします。

・トイレに行く回数が急に増えた
・排尿時に鳴く、いきむ
・尿の量が極端に少ない
・元気や食欲が落ちている
・ぐったりしている

特に尿がほとんど出ていない場合は、命に関わる緊急状態になることもあります。

動物病院で行う検査

尿検査

尿の中の血液成分、細菌、結晶の有無を調べます。膀胱炎や結石の手がかりを得るための重要な検査です。

血液検査や画像検査

腎臓の働きや炎症の有無を確認します。必要に応じて超音波検査やレントゲン検査を行い、結石や腫瘍の有無を評価します。

治療と日常管理のポイント

病院で行う治療

原因に応じて、抗生剤や消炎剤の投与、点滴治療、食事療法などを組み合わせて行います。結石の種類や状態によっては、外科的治療が必要になる場合もあります。
早期治療により、症状の悪化や再発リスクを下げることが可能です。

おうちでできる対策と予防

日常生活での工夫も、再発予防に大きく関わります。

・水分摂取量を増やす工夫をする
・トイレを清潔に保つ
・急なフード変更を避ける
・定期的な健康チェックを行う

普段から尿の色や量、排尿の様子を観察することが、早期発見につながります。

まとめ

犬猫の血尿は、軽い炎症から重い病気まで幅広い原因が考えられます。「少し赤いだけだから大丈夫」と自己判断せず、気になる変化があれば早めに対応することが大切です。
南アルプス市を中心に、甲府市・韮崎市・中央市・昭和町など周辺地域で、愛犬・愛猫の血尿が気になる場合は、お早めにご相談ください。

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