犬猫の「よく寝る」それ、貧血のサインかもしれません
こんにちは!アルプス動物病院です。
「最近よく寝てばかりいる」「起きていてもぼんやりしている」
こうした変化は、年齢や寒さの影響と思われがちですが、体の中で“酸素不足”が起きているサインとして現れることがあります。その代表的な原因が貧血です。見た目の元気さだけでは判断しにくいため、注意が必要です。
なぜ貧血になると眠くなるのか
酸素が全身に行き渡らなくなる
血液中の赤血球やヘモグロビンは、体に酸素を運ぶ重要な役割を担っています。貧血になると酸素供給が不足し、筋肉や脳が十分に働けなくなります。
その結果、体はエネルギーを節約しようとして活動量が減り、眠る時間が増える傾向が見られます。
犬猫は不調を隠しやすい
犬や猫は、体調が悪くても目立った症状を出さずに静かに休むことで対応しようとします。
「よく寝ているだけ」に見えても、実際には体が限界に近づいている場合もあります。
こんな変化があれば要注意
眠気以外のサイン
貧血では、次のような症状が同時に見られることがあります。
・散歩や遊びを嫌がる
・呼吸が少し早くなる
・歯ぐきや舌の色が白っぽい
・立ち上がるのに時間がかかる
複数当てはまる場合は、早めの受診が重要です。
急な変化は特に注意
昨日まで元気だったのに、急にぐったりして寝てばかりいる場合は、出血や急性疾患による貧血の可能性もあります。
この場合は緊急対応が必要になることもあります。
動物病院で行う検査
血液検査が中心
診察ではまず血液検査を行い、赤血球数やヘモグロビン値を測定します。これにより、貧血の有無と重症度を評価します。
原因を探る検査
貧血が確認された場合は、原因を調べるために追加検査を行うことがあります。
・内臓疾患の有無
・出血の可能性
・免疫異常や感染症の評価
原因によって治療方針が大きく変わるため、ここが重要なポイントになります。
治療と経過管理
原因に合わせた治療
貧血そのものを治すだけでなく、原因疾患への治療が必要です。内臓疾患があればその治療を行い、出血があれば止血や輸血が必要になることもあります。慢性的な貧血では、内服薬や食事管理による長期的なケアが中心になります。
ご自宅での注意点
治療中は無理な運動を控え、安静に過ごせる環境を整えることが大切です。
また、食欲や呼吸の変化、元気度を日々観察することで、状態悪化の早期発見につながります。
まとめ
犬猫の「よく寝る」という変化は、単なる疲れではなく、貧血による体の負担が表れている可能性があります。特に、元気や食欲の低下、歯ぐきの色の変化を伴う場合は注意が必要です。
「いつもより寝ている時間が明らかに長い」と感じたときは、早めの検査が大切です。
南アルプス市を中心に、甲府市・韮崎市・中央市・昭和町など周辺地域で、愛犬・愛猫に気になる変化がある場合は、お早めにご相談ください。
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