春の寒暖差とシニア犬の体調管理

こんにちは!アルプス動物病院です。
暖かい日が増えてきましたが、朝晩はまだ冷え込む日もあります。この時期の「寒暖差」は、実はシニア犬にとって大きな負担になることがあります。
「なんとなく元気がない」「最近よく寝ている気がする」といった変化は、気温差の影響かもしれません。

なぜシニア犬は気温変化に弱いの?

若い頃は問題なかった気温の変化でも、年齢を重ねると体への影響が出やすくなります。

体温調節機能の低下

加齢により、体温を一定に保つ機能が少しずつ弱くなります。
急に冷え込んだ朝や、暖かい日中との温度差が大きい日は、それだけで体力を消耗してしまうことがあります。
特に痩せてきた子は冷えやすいため注意が必要です。

筋力や代謝の低下

筋肉量が減ると、熱を生み出す力も低下します。その結果、冷えを感じやすくなり、関節のこわばりや痛みが強く出ることもあります。
もともと関節疾患を抱えている子は、春先に症状が悪化するケースも少なくありません。

春に見られやすい体調変化

寒暖差の影響で、次のような変化が見られることがあります。

・関節の痛みが強くなり、動きたがらない
・食欲が落ちる
・下痢や軟便が続く
・震える、丸くなって寝ている時間が増える

「年齢のせいかな」と見過ごしてしまいがちですが、体からのサインである可能性もあります。

おうちでできる対策

毎日のちょっとした工夫が、体への負担を減らします。

室温を安定させる

エアコンや暖房器具を上手に使い、室温の急激な変化を避けましょう。特に朝晩の冷え込み対策が重要です。
冷たい床に直接寝ないよう、ベッドやマットを活用することもおすすめです。

散歩時間を工夫する

冷え込む早朝や夜間は避け、日中の暖かい時間帯に散歩を行いましょう。
無理に長時間歩かせるのではなく、その日の体調に合わせて距離を調整することも大切です。

こんなときはご相談ください

・急に歩きにくくなった
・痛がる様子がある
・食欲不振が数日続く

寒暖差による体調不良の裏に、別の病気が隠れている場合もあります。気になる変化があれば、早めの受診が安心です。

まとめ

春の寒暖差は、シニア犬にとって思っている以上に負担になります。体温調節機能や筋力が低下している分、ちょっとした環境変化が体調に影響しやすくなります。
室温管理や散歩時間の工夫など、できることから対策を始めましょう。

南アルプス市を中心に、甲府市・韮崎市・中央市・昭和町など周辺地域で、シニア犬の元気や食欲の変化、関節の痛みなどが気になる場合は、お気軽にご相談ください。

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