元気そうなのに体重が減ってきた?見逃したくない体のサイン

こんにちは!アルプス動物病院です。
「ごはんは食べているのに、なんとなく細くなった気がする」「元気に動いているのに、体重だけが減っている」
こうした変化は、年齢のせいや体質と思われがちですが、体の中で病気が進んでいるサインであることも少なくありません。見た目が元気そうでも、体重減少は重要な変化のひとつです。

なぜ元気なのに痩せてくるの?

エネルギーが足りなくなっている場合

食べている量が同じでも、体が必要とするエネルギーが増えていると、体重は減っていきます。
甲状腺ホルモンの異常や慢性的な炎症があると、体は常に多くのエネルギーを消費する状態になります。その結果、筋肉や脂肪が少しずつ減ってしまいます。

栄養がうまく吸収できていない場合

胃腸の病気や膵臓のトラブルがあると、食べ物を食べていても栄養が十分に吸収されないことがあります。
この場合、食欲があっても体重だけが減っていく傾向が見られます。

こんな変化があれば要注意

体重以外のサインもチェック

体重減少と一緒に、次のような変化が見られることがあります。

・毛づやが悪くなった
・水を飲む量が増えた
・尿の回数が増えた
・便の量や状態が変わった

ひとつひとつは小さな変化でも、複数重なっている場合は注意が必要です。

シニア期は特に見逃されやすい

年齢を重ねると「年のせいかな」と判断されやすくなります。しかし、シニア期ほど病気が隠れている可能性も高くなります。体重がゆっくり減っている場合でも、定期的なチェックが大切です。

動物病院で行う検査

どんな検査をするの?

診察では、体重測定や触診に加えて、血液検査や尿検査を行うことが多くあります。
必要に応じて、超音波検査やレントゲン検査で内臓の状態を確認することもあります。これにより、内分泌の異常、腎臓や消化器の病気など、体重減少の原因を探ります。

治療と生活管理の考え方

原因に合わせた治療

体重減少の原因によって、治療内容は変わります。

・ホルモン異常に対する内服治療
・消化器の負担を減らす食事管理
・慢性疾患に対する継続的なケア

単に体重を増やすことよりも、原因となっている病気をコントロールすることが重要です。

おうちでできるサポート

日常生活では、体重の定期測定や食欲・排泄の変化を記録しておくことが役立ちます。小さな変化に早く気づくことで、治療のタイミングを逃しにくくなります。

まとめ

「元気そうなのに痩せてきた」という変化は、体からの大切なサインです。見た目の元気さだけで判断せず、体重の変化にも目を向けることが健康管理の第一歩になります。
南アルプス市を中心に、甲府市・韮崎市・中央市・昭和町など周辺地域で、愛犬・愛猫の体重減少が気になる場合は、お早めにご相談ください。

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