愛犬の歯ぐきをチェック!赤みや腫れから分かる歯周病の初期症状

こんにちは!アルプス動物病院です。
「歯ぐきが赤くなっている気がする」「歯みがきのときに出血した」
そんな変化に気づいたことはありませんか?

犬のお口のトラブルは、口臭だけでなく「見た目の変化」として現れることも多くあります。
特に歯ぐきの異常は、「歯肉炎」や「歯周病」の初期サインであることがあります。
今回は、歯ぐきの変化から考えられるトラブルについてご紹介します。

歯肉炎・歯周病とは?

歯ぐきに炎症が起こる状態

歯肉炎は、歯ぐきに炎症が起きた初期の状態を指します。
さらに進行すると、歯を支える組織まで影響が及ぶ「歯周病」へと進んでいきます。

初期の段階では軽い赤みだけのことも多く、見過ごされやすいのが特徴です。

歯ぐきの変化はどんなサイン?

健康な歯ぐきとの違い

健康な歯ぐきは薄いピンク色で、引き締まった状態をしています。
これに対して、赤みや腫れがある場合は炎症が起きているサインと考えられます。

歯と歯ぐきの境目が赤くなっている場合は、歯肉炎の初期変化として見られることがあります。

よく見られる変化

初期に気づきやすいポイント

歯肉炎の段階では、次のような変化が見られます。

・歯ぐきが赤くなる
・歯みがきで出血する
・歯ぐきが少し腫れている

この段階で気づくことができれば、進行を抑えやすくなります。

進むとみられる変化

歯周病へ進行すると、さらに次のような様子が見られます。

・歯ぐきが下がってくる
・歯がぐらつく
・食べづらそうにする

重度になると、歯の脱落や痛みにつながることもあります。

なぜ起こるの?

歯垢・歯石の蓄積

歯肉炎や歯周病の主な原因は、歯垢や歯石に含まれる細菌です。
歯と歯ぐきの間に汚れがたまることで、炎症が起こりやすくなります。

見えない部分で進行することも

歯周病は、歯ぐきの内側や歯の根元で進行することもあります。
そのため、見た目以上に状態が進んでいるケースも少なくありません。

診察ではどんなことをみるの?

歯ぐきと歯の状態を確認

診察では、歯ぐきの色や腫れ、出血の有無を確認します。
あわせて、歯石の付着や歯のぐらつきもチェックしていきます。

必要に応じて処置を検討します

状態に応じて、歯石の付着が多い場合はスケーリング(歯石除去)を検討します。
お口の状態や負担を考えながら、適切なタイミングで対応していきます。

おうちで気をつけたいこと

日常のチェックを習慣に

歯みがきのタイミングで、歯ぐきの色や状態を確認することが大切です。
小さな変化に気づくことで、早めの対応につながります。

無理のないケアを続ける

歯みがきが難しい場合は、できる範囲でケアを取り入れていきましょう。

・ガーゼや指で歯を軽くこする
・デンタルケア用のおやつやガムを活用する
・口元を触る練習から少しずつ慣らす

無理なく続けることが、予防につながります。

受診の目安

こんなときは注意

・歯ぐきの赤みが続いている
・出血が見られる
・食べ方に変化がある

こうした様子が見られる場合は、一度確認することをおすすめします。

まとめ

犬の歯ぐきの赤みは、「歯肉炎」や「歯周病」の初期サインであることがあります。
見た目の小さな変化でも、そのままにしておくと進行してしまうことがあります。

日頃から歯ぐきの状態にも目を向けることが、お口の健康を守る第一歩になります。

南アルプス市を中心に、甲府市・韮崎市・中央市・昭和町など周辺地域で、愛犬のお口の状態が気になる場合は、お気軽にご相談ください。

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