【第2回】犬の胆泥症はどう治療する?経過観察と注意点
こんにちは!アルプス動物病院です。
胆泥症は無症状のことも多く、「このまま様子を見て大丈夫?」と不安に感じる方も多い病気です。
状態によっては経過観察で問題ない場合もあれば、治療や注意が必要なケースもあります。
今回は第2回として、犬の胆泥症の検査や治療、気をつけたいポイントについてご紹介します。
どんな検査で分かるの?
超音波検査が中心になります
胆泥症の確認には、超音波検査(エコー)が重要です。
胆のうの中の状態をリアルタイムで確認でき、泥の量やたまり方を把握することができます。
変化の程度によっては、定期的に検査を行いながら経過を見ていくこともあります。
血液検査で全身状態も確認
胆のうや肝臓の状態を把握するために、血液検査を行うこともあります。
数値の変化がある場合は、胆のうへの負担やほかの病気の可能性も考えながら評価していきます。
どんな治療をするの?
経過観察で様子を見ることもあります
症状がなく、胆泥の量が少ない場合は、すぐに治療を行わず経過観察となることもあります。
定期的に検査を行い、状態が変化していないかを確認していきます。
お薬で胆汁の流れをサポート
必要に応じて、胆汁の流れをよくする薬(利胆剤)を使用することがあります。
胆のうの中の内容物がたまりにくくなるようにサポートする目的です。
状態に応じて、吐き気や消化器症状に対する治療をあわせて行うこともあります。
手術が検討される場合もあります
胆泥が増えて固まってきたり、胆のうの状態が悪化している場合には、手術が検討されることもあります。
特に、胆のうの内容物がゼリー状になる「胆のう粘液嚢腫」へ進行すると、注意が必要です。
重度になると、胆のうの破裂などにつながるリスクもあるため、早めの判断が重要になります。
おうちで気をつけたいこと
体調の変化を見逃さないことが大切です
普段は元気でも、急な体調変化には注意が必要です。
特に、次のような様子が見られる場合は早めの受診をおすすめします。
・食欲が落ちている
・吐いている
・元気がない
・お腹を痛がる
こうした変化は、胆のうの状態が悪化しているサインのことがあります。
定期的なチェックが安心につながります
無症状であっても、定期的に検査を行うことで変化に早く気づくことができます。
かかりつけの動物病院と相談しながら、検査のタイミングを決めていくことが大切です。
まとめ
犬の胆泥症は、無症状で経過観察となることも多い一方で、進行すると治療や手術が必要になることもある病気です。
状態に応じた対応と、日頃の体調変化に気づくことがとても重要になります。
南アルプス市を中心に、甲府市・韮崎市・中央市・昭和町など周辺地域で、愛犬の胆泥症や体調変化が気になる場合は、お気軽にご相談ください。
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