【第3回】猫の肝リピドーシスの治療法は?回復のために大切なこと

こんにちは!アルプス動物病院です。
猫の肝リピドーシスは、食欲低下をきっかけに起こることがある病気です。
治療では肝臓そのものへの対応だけでなく、しっかり栄養をとれるようにすることがとても重要になります。

今回は第3回として、猫の肝リピドーシスの治療方法や、回復のために大切な管理についてご紹介します。

肝リピドーシスの治療で大切なこと

栄養をしっかり取ることが治療の中心

肝リピドーシスでは、十分な栄養を体に入れていくことが治療の基本になります。
食べない状態が続くと肝臓への負担がさらに大きくなるため、早い段階で栄養管理を始めることが大切です。

猫が自分で十分に食べられない場合は、様子を見るのではなく、しっかり食事をとれる方法を考えていく必要があります。

吐き気や脱水への対応も行います

食欲が落ちている猫では、吐き気や脱水がみられることも少なくありません。
そのため、状態に応じて吐き気を抑える治療や点滴などを行い、少しでも食べやすい状態を整えていきます。

食べられない背景に別の病気がある場合には、その治療もあわせて進めていくことが重要です。

どんな治療をするの?

入院での管理が必要になることも

体力が落ちていたり、自力でほとんど食べられなかったりする場合には、入院での管理が必要になることがあります。
入院中は、食事量や水分バランス、体調の変化を見ながら治療を進めます。

状態によっては、より細かい管理が必要になることもあります。

栄養チューブを使うことがあります

肝リピドーシスでは、回復のために十分な栄養を安定して入れることが重要なため、栄養チューブを使うことがあります。
チューブというと心配に感じるかもしれませんが、必要な栄養を確実にとらせるために役立つ方法です。

無理に口から食べさせようとしてうまくいかない場合でも、治療を進めやすくなることがあります。

回復のために気をつけたいこと

改善まで時間がかかることがあります

肝リピドーシスは、治療を始めてすぐに元通りになるとは限りません。
少しずつ食欲や元気が戻ってくることも多く、回復にはある程度の時間がかかることがあります。

そのため、治療を始めたあとも体重や食事量、体調の変化を丁寧に見ていくことが大切です。

自宅でも食欲の変化に注意しましょう

退院後や通院中も、食べる量や元気の変化をよく見てあげることが大切です。
特に、再び食欲が落ちるような様子がある場合は早めの相談が安心につながります。

・食べる量が急に減っていないか
・元気が落ちていないか
・吐いていないか
・体重が減っていないか

こうした変化に早く気づくことが、再発予防や早めの対応につながります。

まとめ

猫の肝リピドーシスでは、十分な栄養をとることが治療の中心になります。
状態によっては入院や栄養チューブを使った管理が必要になることもありますが、早めに対応することで回復につながる可能性があります。
食欲低下が続くときは、様子を見すぎず早めに相談することが大切です。

南アルプス市を中心に、甲府市・韮崎市・中央市・昭和町など周辺地域で、愛猫の食欲低下や体調変化が気になる場合は、お早めにご相談ください。

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