分離不安とは?留守番が苦手な犬・猫のサイン
こんにちは!アルプス動物病院です。
飼い主さんが外出しようとすると落ち着きがなくなる、留守番中に鳴き続ける、帰宅時に極端に興奮する。
このような行動が見られる場合、分離不安が関係している可能性があります。
分離不安は、飼い主さんと離れることに強い不安や恐怖を感じてしまう状態です。犬で多く見られますが、近年では猫でも相談が増えています。行動の問題として捉えられがちですが、心身に大きな負担がかかる状態です。
分離不安とはどんな状態?
飼い主さんと離れることへの強い不安
分離不安とは、飼い主さんが見えなくなる、家に一人で残されるといった状況に耐えられず、強い不安反応が行動として現れる状態を指します。
単なる甘えやわがままとは異なり、動物自身が不安をコントロールできないことが特徴です。
分離不安が起こるきっかけ
引っ越しや模様替え、家族構成の変化、飼い主さんの在宅時間が急に増えたり減ったりすることがきっかけになる場合があります。
また、子犬・子猫期に留守番を経験する機会が少なかった場合、不安を感じやすくなることもあります。
こんな行動が見られたら注意しましょう
留守番前後に見られる行動変化
分離不安では、次のような行動が見られることがあります。
・外出準備を始めると落ち着かなくなる
・留守番中に吠える、鳴き続ける
・家具やドアを引っかく、物を壊す
・トイレ以外の場所で排泄してしまう
・帰宅時に過剰に興奮する
これらの行動は、困らせようとしているのではなく、不安や恐怖からくる反応です。
体調面への影響も見逃せません
強いストレス状態が続くと、下痢や嘔吐、食欲低下などの消化器症状が見られることがあります。
また、体をなめ続ける、噛むといった行動から皮膚トラブルにつながるケースもあります。分離不安は、行動だけでなく体調にも影響を及ぼす点に注意が必要です。
分離不安への向き合い方
おうちでできる工夫
留守番の時間をいきなり長くするのではなく、短時間から少しずつ慣らしていくことが大切です。
外出や帰宅の際に過度に声をかけたり、特別なイベントにしすぎたりしないことも、不安を強めないためのポイントです。
動物病院に相談する目安
行動の変化が数日から数週間続く場合や、体調不良を伴う場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。
分離不安だと思っていた行動の裏に、別の病気や体調不良が隠れていることもあります。
まとめ
分離不安は、飼い主さんと離れることへの強い不安から起こる状態で、行動の変化だけでなく体調不良として現れることもあります。
「しつけの問題」と片づけてしまうのではなく、心のサインとして受け止めてあげることが大切です。
無理に我慢させるのではなく、少しずつ安心できる環境を整えることで改善が期待できます。
南アルプス市を中心に、甲府市・韮崎市・中央市・昭和町など周辺地域で、愛犬・愛猫に気になる様子が続く場合は、お早めにご相談ください。
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