猫の肉球トラブル|外傷と感染症のサインと対処法
こんにちは!アルプス動物病院です。
「歩き方が少しおかしい」「肉球をしきりになめている」「触ろうとすると嫌がる」
こんな変化に気づいたことはありませんか。猫の肉球は体重を支えるクッションの役割を持つ大切な部位ですが、日常生活の中で傷ついたり、炎症や感染が起こったりすることがあります。小さな異変でも、早めに気づくことが重症化を防ぐポイントです。
肉球に起こりやすいトラブルとは
肉球では、外傷による傷、炎症による赤みや腫れ、細菌や真菌の感染など、さまざまな異常が起こることがあります。
見た目は軽そうでも、内部で炎症が進行している場合もあり、放置すると痛みや歩行障害につながることがあります。
こんな症状が見られたら注意しましょう
肉球の異常では、次のような変化がよく見られます。
・足をかばうように歩く、びっこを引く
・肉球が赤くなる、腫れる、出血する
・頻繁になめる、かじる
・高いところに登らなくなる
これらの症状が続く場合は、自己判断せず動物病院での診察をおすすめします。
原因で多いのは外傷と感染症
外傷によるトラブル
ガラス片やトゲ、滑りやすい床や段差からのジャンプなどが原因で、肉球に小さな傷ができることがあります。
表面の傷が浅く見えても、汚れが入り込むことで炎症を起こすケースもあります。
細菌や真菌による感染症
傷口から細菌が侵入すると、腫れや膿、強い痛みを伴う感染症へ進行することがあります。
免疫力が低下している猫やシニア猫では、真菌感染が関与する場合もあり、治療が長期化することもあります。
動物病院で行う検査
検査内容
肉球の状態を視診・触診で確認し、傷の深さや炎症の程度を評価します。必要に応じて皮膚検査や細菌検査を行い、感染の有無を調べます。
異物混入や深部への影響が疑われる場合には、レントゲン検査を行うこともあります。
治療と日常管理
病院での治療
症状に応じて、消毒処置、抗生物質や消炎剤の投与、痛みを和らげる治療を行います。膿がたまっている場合は排膿処置が必要になることもあります。
早期に治療を開始することで、回復までの期間を短縮し、再発リスクを下げることができます。
おうちでできる対策
治療とあわせて、生活環境の見直しも重要です。
・床や生活スペースの安全確認
・過度になめないようエリザベスカラーの使用
・トイレや寝床を清潔に保つ
市販の消毒薬を自己判断で使用すると、刺激になり悪化することもあるため注意しましょう。
まとめ
猫の肉球に起こる外傷や感染症は、小さな異変から始まることが多く、放置すると痛みや歩行障害につながる場合があります。早期対応が、愛猫の負担を最小限に抑えることにつながります。
南アルプス市を中心に、甲府市・韮崎市・中央市・昭和町など周辺地域で、愛猫に気になる様子がある場合は、お早めにご相談ください。
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