犬の鼻水が出るときに考えたい原因と受診の目安

こんにちは!アルプス動物病院です。
「最近、鼻がいつも濡れている」「透明な鼻水が垂れている」「黄色っぽい鼻水が出ている」
犬の鼻水は一時的なものから病気のサインまで、さまざまな原因で起こります。軽そうに見えても、放置すると悪化するケースもあるため、変化の見極めが大切です。

犬の鼻水はなぜ出るのか

生理的な鼻水と病的な鼻水の違い

健康な犬でも、気温差やホコリへの反応などで一時的に透明な鼻水が出ることがあります。この場合は元気や食欲に変化がなく、短時間で自然におさまることがほとんどです。

一方で、次のような状態が続く場合は注意が必要です。

・数日以上鼻水が止まらない
・色が白、黄色、緑色に変わっている
・においが強い

これらは感染症や炎症が関係している可能性があります。

病気が原因になることもあります

鼻水の背景には、さまざまな病気が隠れていることがあります。代表的なものとして、鼻炎や副鼻腔炎、ウイルスや細菌感染、歯の病気が鼻の方へ影響するケースなどが挙げられます。

特に片側だけ鼻水が出る場合や、血が混じる場合は、腫瘍や異物混入などの可能性もあるため注意が必要です。

動物病院で行う検査

原因を特定するためのチェック

診察では、鼻の状態や呼吸音、口の中や歯の状態を確認します。必要に応じてレントゲン検査や内視鏡検査、鼻水の検査を行い、感染や構造的な異常がないかを調べます。

見た目だけでは原因が判断できないことも多く、検査によって適切な治療方針を決めることが重要です。

治療と日常でのケア

病院での治療

治療は原因に合わせて行います。細菌感染が疑われる場合は抗生物質、炎症が強い場合は消炎治療を行うなど、症状に応じた対応が必要になります。

・内服薬や点鼻薬による治療
・炎症や感染への対処
・原因疾患への治療

症状が軽く見えても、自己判断で様子を見るより、早めに診察を受ける方が回復が早いケースが多くあります。

おうちで気をつけたいポイント

ご家庭では、室内の乾燥を防ぎ、ホコリの多い環境を避けることが大切です。また、鼻水の色や量、元気や食欲の変化を日々観察することで、異常に早く気づくことができます。

まとめ

犬の鼻水は一時的な反応の場合もありますが、病気のサインとして現れていることも少なくありません。透明な鼻水でも長く続く場合や、色やにおいに変化がある場合は注意が必要です。
「少しおかしいかも」と感じた段階で相談することで、重症化を防ぎやすくなります。
南アルプス市を中心に、甲府市・韮崎市・中央市・昭和町など周辺地域で、愛犬の鼻水が気になる場合は、お早めにご相談ください。

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