猫の肥満は危険?関節と内臓への影響
こんにちは!アルプス動物病院です。
「ちょっと丸いだけ」「食欲があるから元気」
そう思われがちな猫の肥満ですが、実は体の内側ではさまざまな負担が進んでいることがあります。猫は不調を隠すのが得意なため、気づいたときには関節や内臓に影響が出ているケースも少なくありません。
猫の肥満はなぜ問題になるの?
見た目以上に体へ負担がかかります
猫の肥満とは、必要以上に脂肪が体に蓄積した状態です。脂肪は体重を増やすだけでなく、関節や内臓を圧迫し、日常動作や体の働きを妨げます。
体重が数百グラム増えるだけでも、猫にとっては大きな負担になります。
室内飼いで増えやすい理由
室内飼いの猫では、次のような要因が重なりやすくなります。
・運動量が少ない
・高カロリーなフードやおやつ
・加齢による代謝の低下
これらが続くことで、消費されなかったエネルギーが脂肪として蓄積され、気づかないうちに肥満が進んでしまいます。
関節への影響
動きの変化は重要なサイン
体重が増えると関節にかかる負担も増え、関節炎や痛みが起こりやすくなります。
・ジャンプを避ける
・高い場所に登らなくなる
・段差の前でためらう
といった行動の変化が見られることがあります。
痛みを隠す猫だからこそ注意
猫は痛みを表に出しにくいため、「年のせいかな」「性格が落ち着いただけ」と見過ごされがちです。
実際には、肥満による関節の違和感を我慢しているケースも少なくありません。
内臓への影響
肥満が関係する病気
肥満は関節だけでなく、内臓にも影響を与えます。
代表的なものには、
・糖尿病
・心臓や呼吸器への負担
・脂肪肝
などがあります。特に内臓脂肪が増えると、見た目以上に体の中で負担が大きくなります。
急な食事制限は危険です
肥満の猫が急に食事量を減らすと、肝臓に脂肪がたまり「脂肪肝」を起こすことがあります。
「太っているから減らせばいい」という判断は危険なため、必ず専門的な管理が必要です。
動物病院でできること
診察では体重や体型を評価し、関節や内臓に影響が出ていないかを確認します。
必要に応じて血液検査を行い、肥満に関連する病気が隠れていないかを調べます。
減量が必要な場合も、猫の体に負担をかけない方法を一緒に考えていきます。
まとめ
猫の肥満は、見た目の問題ではなく、関節や内臓に影響する健康上の課題です。
「少し太ったかも」と感じた時点が、体を見直す大切なタイミングです。
南アルプス市を中心に、甲府市・韮崎市・中央市・昭和町など周辺地域で、愛猫の肥満が気になる場合は、お早めにご相談ください。
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